迷惑電話の原因

迷惑電話の原因とも言われる名簿業者。

多くの営業電話や勧誘電話は、この名簿業者からの情報によって電話を掛けてきます。

そのため、迷惑電話を掛けてきた相手から、どこからこの電話番号を入手したのか問いただしてみると…。

やはり、名簿業者から入手したとのこと…。

では、名簿業者の電話番号リストから削除すれば、迷惑電話を受けることが無くなるのですが、一体どうしたら良いのでしょうか？

名簿業者へ削除依頼

多くの名簿業者は、個人情報保護法に則り、運営を行っています。
そのため、消費者からの削除依頼に対しては、応じる必要があります。

名簿業者のホームページを見てみると、次のように記載されています。

個人情報の適正な取り扱いを確保する為に、消費者本人の求めに応じて情報の開示・訂正・利用禁止等を受け付ける窓口を設置しております。個人情報の削除を御希望の方は、以下より御連絡いただきますようお願い申し上げます。

リストから削除してもらいたいのですが？
当該本人様のお申し出には個人情報保護法に則り、適切な対処をさせていただきますので当社までご連絡ください。

名簿でテレアポしていたら、お客様から削除の依頼を受けたのですが？
個人情報取扱事業者として、利用停止のお申し出には適切にご対応ください。また、当社でも該当リストを削除いたしますので、お手数ですが当社までご連絡ください。

迷惑電話を受けた相手から、入手元の名簿業者を聞き出し、その名簿業者へ連絡することで、リストから削除してもらうことが出来ます。

ただ、これは、個人情報取扱事業者に該当する場合となります。

この個人情報取扱事業者と言うのは、次のような業者のことを指します。

個人情報保護法の義務規定が適用されるのは、紙媒体・電子媒体を問わず、5千人を超える個人情報（個人データ）を、データベース化してその事業活動に利用している民間事業者です。小規模な事業者や事業活動をしていない個人は、義務規定の対象になりません。ですから、例えば、自治会・町内会のうち、5千人を超える個人情報を取り扱わないところは、法の義務規定の対象になりません。

ただし、法の基本理念（第3条）により、個人情報の適正な取扱いが図られなければならないとされています。